リーダー必見!指示通りにできない、同じミスを繰り返す、思い込みで勝手にやってしまう社員の特徴と対処法

職場の中にいる、「上司が指示したのに指示通りにできない」「何回指導しても同じミスを繰り返す」といった思い込み型社員。なぜ、そんなことになってしまうのでしょうか?
今回は、思い込み型社員の特徴と対処についてお伝えします。

思い込み型社員の行動

思い込み型社員といってもレベル感に幅がありますが、たいてい以下のような行動パターンが見られます。

1.上司から指示されても、指示通りにできない
2.時間にルーズ、期限が守れない
3.何回指導しても同じミスを繰り返す
4.ルールや手順を逸脱して思い込みで勝手に判断・行動してしまう
5.空気の読めない言動をして苦笑いされる、または炎上する

思い込み型社員の特徴

こうした思い込み型社員には、パターンがいくつか存在していますが、概ね共通して以下の特徴が見られます。

いつも元気でおおらかである
悪気はなく、いい人である
基本的には素直だが、頑固な一面がある
怒り出すタイミングがわからない
表情から、何を考えているのか読みづらい
きつく指導・叱責されても、次の瞬間にはケロッとしている
落ち着きがなく、体が常に動いている
話す相手との距離感・距離がつかめない
話の途中で違う話題へとポンポン変わる
説明をさせるとうまく話せない

プライベートであれば笑って済ませられるものも、仕事では信用や売上に関わってくるのでどうしてもシリアスにならざるを得ず、本人が孤立することになったり、いじめ・イジリの対象になることもしばしばあります。その結果、メンタル不調・体調不良に陥ることも少なくありません。それは会社と本人、双方にとって不幸なことだといえます。

思い込み型社員に対処するには?

思い込み型社員はわざとやっているのではなく、自然とこうした行動を取っています。それが本人の本来持っている「個性」「能力」なのであって、矯正させようとすることすら間違っているケースもあります。
まず、持つべき認識としては『外国人に働いてもらっている』に似た感覚です。

実際、どう対処するか?の選択肢は正直、以下の6個しかありません。

①育成する

思い込み型社員の多くは右脳、つまりイメージの世界が豊かです。現代社会は「文章読解」「口頭理解」が求められますが、それが苦手なのです。なので、動画や画像、体感を通したトレーニングが有効です。

②仕事をシステム化・自動化する

口や文章で言っても理解しづらいので、仕事をできるだけシステム化・自動化して、仕事そのものの判断や対処を減らすようにすると良いといえます。

③仕事の役割範囲を限定する

思い込み型社員は、人と雑談するのは嫌いではありません。なので、簡単な接客や営業であれば頑張ってくれるでしょう。「社員なんだから他の社員と同様に全ての仕事をしてもらわないと困る」というのではなく、事務処理や判断、複雑な対応を要する仕事については他の人が対応する、と役割を限定すれば一定の活躍が見込めます。

④異動させる

部署異動、職種転換を行なって、本人の能力や個性が活かせる仕事へと配置転換します。とはいっても、思い込み型社員が苦手とするような事務処理や複雑な判断、機転の利いた説明は難しいので、役割範囲を限定してあげる必要があるでしょう。

⑤退職させる

同僚や顧客、取引先など周囲の目や会社の信用問題に関わる、ということであれば退職していただくのが良いかもしれません。その場合、これまでに度重なる失敗や損害があるでしょうから、「もう当社ではこれ以上は難しい…」と部門トップや経営層が面談をして、本人に退職していただくのが良いです。
思い込み型社員本人も「迷惑をかけた」という感覚が一定はありますので、すんなりと受け入れられる可能性があります。逆に、居座っているような場合は、「業務ができていない」という低い人事評価を行なって給与を下げることです。本人から退職していくことでしょう。
大手企業においては「本人を退職させると上司の評価に響く」といった考えがあるかもしれません。それは、その会社の文化・判断となりますのでお任せします。

⑥入社させない

何よりも、こうした社員を入社させない、というのが会社としては一番です。
残念ながら、面接で判断することはほとんどできません。
しかし、『ココトレ』を使えば、思い込み型社員の95%以上は発見することが可能です。

既存社員に対してもココトレを使うことで、同じように発見することができますので、早期に対応してトラブルを防いでいくことが可能です。実際にあったケースでも、早期にわかっておくことで、会社側も本人側も協力して事に当たることができ、人事トラブルを未然に防止することができました。思い込み型社員本人にとっても、とても大切なことといえるのです。

経営方針として「本人のやる気や可能性を信じたい」、また、人手不足の時代なので「簡単に辞めさせたくない」という会社もあります。ココトレを活用することで、その会社の考え方に合わせた対処が可能といえます。

ココトレで思い込み型社員を発見できる理由

ココトレは、「晴れた日にも念のため傘を持っていく」といったような、何を聞いているのかよくわからない質問に「はい、いいえ」で答えていくクラウド型web診断サービスです。結果は一目で「○か×か」を判定できますので、難しい分析や判断も必要ありません。

では、なぜココトレで思い込み型社員を発見できるのかというと、世の中に実際に存在している「思い込みの激しい方(=サンプル被験者)」を数多くココトレで検査・統計分析し、あらかじめココトレ内部にモデリング(=パターンとして記憶)しているからです。こうした手法で、95%以上の信頼性を担保することが可能となっています。

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一本亮
本コラムの執筆者プロフィール
ココロデザイン株式会社 代表取締役一本 亮

1978年生まれ。福岡県福岡市出身。東京海上日動火災保険株式会社等の勤務を経て、健康食品メーカーであるキューサイ、化粧品や医薬品を製造販売する新日本製薬の人事部門で組織編成を始め、採用・教育・人事制度・労務管理等の人事実務全般に従事し、制度設計と運用の両面で成果を残す。
2014年ココロデザイン株式会社を設立、ベンチャー企業~東証一部上場企業に至る人事戦略から実務に至るコンサルティングを手掛ける。2018年、人事経験をベースに人材定着・育成に有効なクラウド型定着検査サービス「ココトレ」をリリース。中小企業のみならず上場企業や大学等の教育機関も活用。

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